お金の話⑥~相続の話Ⅳ~

 前回まではお金や不動産などの財産がある場合の相続の話が中心でした。
 でも財産を持っている人ばかりではありません。
 借金というマイナスの資産の方が大きい場合の方もいます。

 でも、この場合は”相続の開始を知った日”から3ヵ月以内に家庭裁判所に「相続放棄」の申し出をすれば大丈夫!
 皆さんよくご存知ですよね。

 ただ、離婚歴のある方は別れただんなさんの借金があっても自分は関係ありませんが、子供にはマイナスの財産を相続するかどうかを決めなくてはなりません。
 自分はOKでも、「あ、子供!」と機転をきかせないとなりません。

 また、生前から相続人になる者が「今から親の財産なんかいらない!」などと言ってもそれは手続きをとることが出来ません。

 でも逆はありますよね。

 「この子にだけは相続させたくない」ということが。

 金食い虫なので他の兄弟がかわいそうだとか、多大な迷惑をかけられているなどなど。

 この場合は「相続人排除の申立」が出来ます。
 申してたの理由が”適切かどうか”は家庭裁判所での判断となるので、申立をしたから絶対に思い通りになるかどうかはわかりません。
 でも、審判と調停とを申立人が選ぶことは出来るそうです。

 家族に対しての迷惑行為があること以外に、病気や障害を抱えている、お金の管理がちょっと難しいなどという理由の場合もあることと思います。
 排除の申立は受理されても後で変更することも可能だそうです。

 借金が多い場合、相続をさせたくない人がはっきりといる場合は打つ手があるということですね。


 それから、たまにある話なのですが、例えばお父様が亡くなった時に土地や家がある場合、そのうちお母様も亡くなるだろうと相続をせずにそのままお父様の名義にしておく方がいます。
 これはお母様が実際に亡くなった時に、お父様の相続、お母様の相続と2度の作業をしなければいけないそうです。
 面倒ではありませんか?
 一つ一つにケリをつけておいた方が作業は楽だと思います。
 こういう場合費用がどのくらいかかるかはわかりませんが、書類も2回分必要となるとやはり面倒です。
 そしてずーっと土地や建物の相続を放置しておくと、ご夫婦が順に亡くなられた場合はまだなんとかなったとしても、その子供が亡くなりました、孫がなくなりましたとなった時にだんだん相続する人が「疎遠な立場の人」になっていきます。
 そうすると、最初の話の中で書いたように、戸籍の調査がスムーズにいかなくなり、残された人には余分な労力とお金がかかってしまいます。

 「自分の後始末」がちゃんと出来るように、やるべきことはその時どきにしっかりやることがやはり大切ですよね。


 「相続の話」は今日で終りにしようと思っていますが、また何か勉強できた時には記事にしたいと思っています。
 また、「遺言」についての書き方やセミナー、費用なども懇意にしている弁護士の先生に教えて頂き、お役立ち情報として紹介していけたらいいなとも思っています。

 「お金の話」はまだまだ続きますo(≧∇≦o)

 


 
by best-bplace | 2010-10-07 10:50