White Lie

 私は自分で分析すると根がすっごく真面目だと思っています。
 真面目・・・というか、別の言い方をすると正直すぎちゃうというのでしょうか。

 自分のことを話すとき、事実を話さないと気がすまいので「そうかそうか、大変だね。」っていう話で終わらないことになってしまいがちです。
 そんな性格から人に相談事をすると逆に説教されてしまったり、諭すように言われてかえって凹むことが多くあります。

 去年も自分の親のことを聞いてもらった友達に「でもね、親なんだから大事にしないと。」と一番言われて嫌なことを言われて凹みました。
 事実をどんなに正確に伝えてもその人の色メガネで見られてしまい意見されてしまうものなんだとしょげました。
 でもその友達はそのこと以外ではとっても気があうし大切な存在です。
 その後何度か会った時は親のことに話題がいかないように気をつかってとっても疲れてしまいました。
 最近も会う機会があってとうとう聞かれてしまう場面がありました。
 「お父さん元気なの?」と。

 私は「うん、元気よ。」と答えました。
 「仲直りできたの?」と聞かれて「ええ、おかげさまで。」と答えてみました。
 すると話題はそこで終わり。

 私の気持ちもすーっと楽になりました。

 中野裕弓さんの本の中に「White Lie」」の話が出てきます。
 【罪のないウソ】を上手に使いましょうということです。
 誘われたけど気持ちが乗らないときに用事があるとか罪のないウソをついて断る理由を作る。
 これって行事的なことにしか使えないのかなーとか思ったけど、自分の身の周りで起きていることにも使えるんだと思えました。

 私が実際は親とは絶縁していても、友達をそれを寝堀歯堀調査するわけではありません。
 私の親がもし大病を患っても私が話をしない限りそれはわかりません。
 でも、私がうまくいっていないこと、私の思いを伝えると友達はずっと自分の信念のもとに私と向き合って話をしなくちゃいけないので、私にとっては聞きたくない言葉も出すこともあります。
 だったら、さらっと心配かけないように言うというのも友達との間のコミュニケーションを図っていくためには悪くないことだと思いました。

 発達障害を抱えている人は往々にして真面目で正直な人が多いと感じます。
 正確に話を伝えたいのでつい話も長くなります。
 でも、聞くほうは疲れてしまうし、気も使うということもどこかで学ばねばなりません。
 一方に負荷がかかりすぎる関係はいいコミュニケーションとは言えないですもんね。

 気を使いすぎず、でも相手の顔もつぶさないというスキルを今年はいっぱい学べていけたらなって思います。

 
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by best-bplace | 2009-01-06 11:46