子供は親の幸せを願うもの

 先日お友達と親の話になりました。

 お友達は小さい頃に両親が離婚して20代過ぎてからお母さんが再婚されたという方です。
 私は父親が再婚したのでまるきり逆です。

 仕事でも継父とからむことがあるらしい友達は今30代中盤。
 前からちょっとした不満、衝突はあったみたいだけど、ここへ来て更にそれが強くなってきているそうです。
 以前ならお母さんに「あなたの気持ちはわかるけど折れてちょうだい」とか言われてなんとか気持ちを持ちこたえてやってきたそうです。
 でも、最近はそういわれても気持ちにこたえてあげることが出来ないのだそうです。

 私は友達に聞きました。
 「すっごく腹が立ってもお母さんが不幸になったら嫌だと思うと継父に反発出来なかったでしょ?」と。
 そしたら「そうなんですよ!」と言いました。

 私も小さな不満は継母に対してありました。
 最初の頃は小出しで父親に言ったこともあります。
 でも「うまくやってくれよ。」とか「言いたいことはアイツに言えばちゃんと聞くから。」とちゃんと向き合ってもらえませんでした。
 そのツケが何年後かに出ちゃったのだと思います。
 何事も最初が肝心。

 親が子供を連れて再婚する場合、それが成人前でも後でも自分がいかに子供を大切に想っているかということを相手に伝えることが必要だと思います。
 そうやって言っても「俺を中心に生活してほしい」とか「自分の方を大切に思ってほしい」と言うような相手なら結婚せずに交際だけしているほうが家族にとって幸せなのかもしれません。
 なぜなら、自分の気持ちだけを優先して文句を言えるという子供は少ないからです。
 というより、子供は親の幸せを願うものだから、自分がガマンさえすればうまくいくんだと思うとぐっと気持ちを飲み込むものだからです。

 新たに親になる人は他人の子とかかわることにもちろん不慣れだから失敗があってもそれは仕方がないと思います。
 でも一番子供の味方になってあげられるのはこういう場合はやっぱり実の親の方。
 パートナーに遠慮して子供にガマンさせてしまうと、最初はうまくいくかもしれないけどいつかはほころびが出てしまうと私は思います。

 私は友達に今からでも遅くないから傷つけない程度にお母さんに反抗したほうがいいよって言いました。
 私の友達が今後、幸せな生活を送れるかどうかはそこにかかってくる思います。
 親は本当にいくつになってもしっかりしないとダメです。

 いつだったか娘が言いました。
 「パパとママを見ていると結婚いいなって思う。」と。
 何故かというと「ママは思っていることをパパに言えているから。私もそういう結婚がしたいな~。」と言ってくれました。
 私は鬼嫁に写ることもワガママに写ることもあるようです。
 でも譲れないのは子供への思いと仕事のこと。
 あとは家事に自信満々でもないので言われてもそうかと思えます。
 でも、大事に大事に育ててきた息子と娘の幸せを同じ方向で願えるためには譲れない時も多々あります。
 結婚するときもしてからも何度も言いました。
 私達が結婚できたのは二人のおかげ。
 二人が受け入れてくれたから結婚出来た。
 大人の力が立派だったわけじゃありません。

 友達のお母さんも色々あっても継父と暮らせているのは子供さんたちが反対したり反発せず、最後はお母さんの気持ちを汲み取ってやってきてくれたからです。
 それでもなお、子供に嫌な思いをさせてしまうような原因が夫婦の間にある時は夫婦で解決してもらうしかありません。

 私は自分の父親に逃げずに私とちゃんと向き合ってほしかったと思っています。
 新しい母親が出来たらなんでも解決すると簡単に思わないで欲しかったです。
 「お母さん」と呼ぶのに相当な努力がいったことをわかってほしいなと思います。

 どんなにきつい状況に置かれても子供は親の幸せを願うのだから、親はそこに甘えないで「期待される親」になることが大切だとわかっていくことが必要です。


 
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by best-bplace | 2009-01-11 23:10 | 想うこと