ずっと残しておきたい話(2)(K先生のアドバイス)

 2007年4月12日

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 この前は、特学の先生との話の時に主人の男泣きを見て感動しましたが、今朝は息子の携帯のことでケンカになりました(T_T)/~~~
 なぜかというと・・・
 主人は息子の発達障害がわかる前は、約束を守らないと携帯を没収、またはメールができないように止めていました。
 発達障害がわかってからは、叱ることを少なくして、嫌な行動は叱らず無視する、良いことは徹底的に褒める!もう褒め殺し!でやってきました。
 だけど、携帯に関してだけは主人は徹底しています。
 でも、我家は二人とも、テレビ・ゲーム・パソコン・携帯は居間でやるというルールは守っています。時間も娘は夜の10時まで、息子は高校に入ってからは11時までで、これも時々オーバーすることはあっても守っています。
 ただ、ずっと携帯ばかりすること、制服を片付けないとかちょっとしたルールがなかなか守れなくて、それが度重なると没収か停止になります。
 だけどもう高2で、いちいちアドレスが止まるのもお友達への面子もあるので可哀想かなとも思ってみていました。
 ちょっとした約束が守れないのはもちろん悪いことだけど、他のお母さんに聞くとずっと部屋で携帯をしている子、夜中までやっている子、部屋にテレビもゲームもある子もいます。まだ可愛いもんだ思います。
 今回も、4月に入ってすぐにパケ放題にしたのですが、その時の約束が守れなかったと停止中です。
 新学期早々、せっかくやる気を出しているのに出鼻をくじいいているんじゃないかと感じます。なのでケンカになったわけです。
 でもケンカしていても仕方がないので、K先生にメールを送って相談しました。
 そしたらすぐにお返事をくれました。
 
『この場合、罰ではなく、守れば評価されるという方がいいですよね。
ルールはそれぞれの家庭の方針なので、それは林家の統一がされればいいと思うのですが、守れなかったらBADではなく、守れたらGOODというアプローチをしてみませんか。
携帯使用の場所は守れているのですから、あとは1日トータル1時間とか決めて(タイマーでもなんでもいいのでその時間はカウントダウンしましょう)、守れたら大絶賛。
守れないときは「明日は期待してる」というコメントで。
だってほめて伸びてきたんでしょう?ほめて伸びる人なんだから、行動を改善するときはほめ殺しです。
ほめる方法論はいろいろな場で使いましょう。
守れないことを急に0にしようとするのではなく、守れることを増やすという方がうまくいくと思いますよ。確率の高い支援をするのが論理的でしょ?
お父さんには論理的に納得してもらいましょう。』

 私は先生のメールにあるように、守れないことをBADとせずに守れたことをGOODでやっていきたいと、息子が発達障害だとわかっていろんなセミナーを受けてからそう思ってきました。
 いいとこ探しをすると、そんなに小さいことは怒るほどのことでもないと思えていました。
 でも、主人は出来てきたことも沢山あるけど、ダメなダメと教えたいといいます。
 全部をフリーにしていたら直せないと思っています。
 だけど、一時ほめ殺しにして、気分良くしていいアプローチが出来るほうが結局は近道だと感じます。でも考え方が違うんですよね(T_T)/~~~

 今日、息子と二人きりの時に「携帯のことどうするの?」って聞いたら「今のままでいいよ。だからお母さんなんにも言わないでいいし、ケンカしないで。」って言っていました。
 みんな持ってて、自分だけメールが出来ないのは嫌だと思うのだけど(ーー;)
 K先生のメールは主人に見せたけど、頭ではわかっても気持ちでは実践できないようでした。息子もいいって言ってるし、放っておきます。
 でもK先生の言葉はすんごく適格だし、昨日の特学の先生のメッセージも適格だと思うんですよね。
 ダメダメばかり、叱責ばかり、誤解ばかり・・・・・・。
 そういう子が発達障害なんだってわかった時は、1つ叱ったら10ほめるぐらいでやっていきたいと私は思うのですが・・・。

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by best-bplace | 2009-02-03 16:50